第108回金蘭会セミナー 感想文
誕生日、結婚記念日、家族や友人となにかお祝いをする日には、いつもワインがテーブルに置かれます。浴衣がけの宴会は日本酒かビール、ヤケ酒で何を飲むかは人それぞれでしょうが、ワインはヤケ酒にはそぐわないでしょう。やはり親しい人と一緒に“お祝い”をするときがワインの出番だと思います。
1年のうちに何回か、しっかりしたフルボディーの赤をブルーチーズと一緒に楽しみたくなり、ワインバーの扉をたたくことがあります。たいがい独りで行きますが、なにか嬉しいことがあったときのように思います。
ことほど左様にワイン好きのくせに、ワインについては何も知らない小生にとって、今回のお話しは、大変興味深いものでした。辛口ワインは、葡萄のアルコール発酵が進んで糖分がアルコールになってしまったために「甘み」が無くなったワインであることなど、初めて知りました。また赤ワインと白ワインの違いなども、単に原料の葡萄の色の違いくらいにしか考えていなかったものですから、たいそう物知りになった気がして、あれ以来知ったかぶりをきめこんでおります。
なにより嬉しかったのは、6種類のワインをテースティングできたことで、さすがに上等のワインは、香り・こく・味ともに深みがあり、皆さんのお顔もいい色に染まっておりましたね。一度、今回講師を勤めて頂いた赤松さんが農場長をされているワイナリーをお訪ねして、富士山や八ヶ岳の景観をさかなに、ワイン三昧の時間を過ごしてみたくなりました。その折には宜しくお願い致します。
「次はビールやウイスキーのテースティングもいいですね〜。現地集合・現地解散のセミナーがあってもいいのでは!」とは、今回の受講者の声でした。
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