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金蘭会セミナー


第122回
平成20年10月17日(金)
演題
アジアと日本・・・そして世界
講師
真田正明氏(昭和50年卒)
朝日新聞論説委員
 

真田正明氏 プロフィール

京都大学文学部卒。1980年、朝日新聞社入社。
社会部で主に事件を担当し、警視庁キャップなどを務める。
一方のアジア報道ではプノンペン、ジャカルタ、バンコクの特派員を経験。
外報部長代理、名古屋報道センター長の後、論説委員。
















第122回金蘭会セミナー 感想

 

昭和57年卒   国枝竜子 


 
  「アジアと日本―そして世界」 むむっ! 今の私には、
何の知識も無い分野、大丈夫かな?と心配でした。それは、
杞憂でした。  

  昨今のアジア情勢に造詣の深い朝日新聞論説委員、
真田正明先輩の講演は、とてもわかりやすく、休眠中の
知識欲が、めらめら復活してまいりました。

 アジアの歴史に始まり、ASEAN、アジア諸国の現状、・・・、
第一線でご活躍されている、真田先輩ならではの生きた
情報、真実は、心に響きました。
 
 金融崩壊のこれからについても、危機の時代が、逆に良い
方向に結束するチャンスでもあるという明るい展望に、なんだか
ほっといたしました。

 セミナーのおかげで、土台が出来、その分野の新聞記事
にも興味を持つようになりました。 ありがとうございました。





昭和50年卒   山本マヤ  




 1年生で同級だった真田氏が講演されるとのことで、今回
初めて金蘭会セミナーに参加させて頂きました。

  30数年ぶりにお目に掛かる真田氏は 素敵な紳士になられ、
穏やかで、落ち着いた口調で話される様子は 当時と少しも
変わらずとても懐かしく感じました。

  東南アジアと日本の歴史的な関係と今後の展望についての
お話が 特に印象深く、今までほとんど知らなかったことに
今更ながら気がついた思いがし、大変有意義な時間でした。





昭和50年卒   谷村瑞栄   




 真っすぐな姿勢・眼差しの真田さんは、昔と変わらない
穏やかな口調で話されました。内容はかなり難しい。なんて
私はアジアの事を知らないんだろうとつくづく反省しました。

 朝日新聞本社の30人の論説委員の一人となられて、毎朝の
30人会議で紙面の方針を立てていくのだそうです。

 ジャカルタにおられたので東南アジアの歴史にも とても
お詳しい。 これまで アジアの経済危機の度に、日本は
アジア諸国からリーダーシップを求められながら、それに
応えて来なかったそうです。

 世界を揺るがした今回の金融危機も 日本がアジアと
繋がる良い機会と前向きに捉え、日中保有のドルを拠出
する等して アジア通貨基金(AMF)などができれば良いな
とか、アジアに軸足を置くような外交も考えたいな とか、
日米同盟とアジア外交の調和をはかって両立させようと
試みた福田前総理のシナジー外交は評価できるかな とか、
終始 ソフトな語り口ではありましたが、凡人には思い着か
ない考えや展望が聞けて、とても感銘を受けました。

 質疑応答も どちらにも拍手、さすが大手前と言うものでした。



・・ ・・
10月11日(土)に開催された総会は
好評のうちに終了しました、と
升谷会長から、感謝と共にご報告がありました。
講師と同窓の50年卒が大勢
応援に集まり、講演後親睦会を楽しみました。
             



当日のスライド画像です。


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講演レジュメです。クリックで拡大してご覧になれます。

               

ページ作成 S53年卒岸政輝 & S50年卒谷村瑞栄&リポート34年卒町田&カメラ50年卒前渕