WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第194回
平成27年12月18日(金)

演題
「海洋生態学者のぼやき・あそび   〜瀬戸内海の豊かな自然で子供の理科ばなれに挑む」
講師
小路 淳氏(平成2年卒)
広島大学生物生産学部准教授
 


小路 淳氏 プロフィール

略歴    
1990年   大阪府立大手前高等学校卒業
1990年   京都大学農学部水産学科入学
2000年   京都大学大学院農学研究科博士課程修了
(サワラの研究で博士号を取得)
2001年   米国メリーランド大学博士研究員(スズキの研究)
2006年   広島大学生物生産 学部准教授
(メバル,カレイ,イワシなどの研究)


 



















セミナー後の懇親会での お弁当と本格季節の和菓子です。


第194回金蘭会セミナー 感想文

(感想文 大鍛治和美  昭和46年卒 )

 
 タイトルが、「海洋生態学者のぼやき・あそび」で、何をぼやかれるのだろうと思って
いると、副題に「子供の理科ばなれに挑む」とあり、そういうことかと思いながら聞きま
した。

 瀬戸内海のみならず世界の海に潜って、学生たちと共に自然や生命の営みを調査
観察されているのですが、冷たい海も全然苦にならない、むしろそういう自然に触れる
ことが出来て本当に幸せだということを、まるで少年のように目をきらきらさせながら
お話になるのです。 そこにはスマホやゲーム機にはない魅力があるのだなと納得し
ました。

 こんな良いお話を子供が聞かないのはもったいないと思っていると、当日はお父さん
(もちろん大手前卒業生)に連れられた大手前の現役1年生の女生徒と、小学生の
女生徒の2組が参加してくれていました。 最近はやりの「リケジョ(理科女)」になって
くれるのではと、勝手に期待した次第です。

  幻とされていたクニマス発見の話題も出て、「さかなクン」の本名を知ることが出来、
チョッピリお得感を味わいました。

 ご本人が知って欲しかったと思われる瀬戸内海の魅力を、充分に堪能した1時間でした。
ありがとうございました。



 

 

 

 

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ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄