WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第204回
平成28年12月16日(金)

演題
「週刊誌に負けない糖尿病と認知症の最新情報」
講師
細井 雅之氏(昭和54卒)
大阪市立総合医療センター糖尿病内分泌センター部長  糖尿病内科部長
 


履歴:
 1987年 大阪市立大学医学部卒業
 1991年 大阪市立大学医学部大学院修了(薬理学教室) 
米国ボストン大学心血管研究所留学
 1995年  大阪市立大学医学部第2内科 助手
 1998年 大阪市立総合医療センター 内科 医長
 2006年 大阪市立総合医療センター 栄養部 部長 兼務
 2007年

大阪市立総合医療センター 代謝内分泌内科 部長

 2010年

大阪市立総合医療センター 糖尿病センター部長 代謝内分泌内科部長

 2011年-2014年

大阪市立大学医学部臨床教授 (兼)

 2014年

大阪市立総合医療センター 糖尿病内分泌センター部長 糖尿病内科部長

 2014年10月

地方独立行政法人大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 
糖尿病内分泌センター部長 糖尿病内科部長


研究テーマ:
  ・糖尿病合併症―特に大血管障害、血圧管理
  ・運動療法
  ・インスリン療法

主な学会活動歴:
   日本内科学会指導医
   日本内科学会認定内科医
   日本糖尿病学会専門医・研修指導医
   日本内分泌学会内分泌代謝科指導医
   日本糖尿病学会 学術評議員
   日本糖尿病合併症学会 評議員
   日本臨床スポーツ医学会評議員
   日本病態栄養学会評議員

所属学会:
   日本内科学会、日本糖尿病学会、日本糖尿病合併症学会、日本内分泌学会、
   日本高血圧学会、日本動脈硬化学会、日本臨床スポーツ医学会、日本病態栄養学会、
   日本腎臓病学会、日本薬理学会、日本心血管代謝内分泌学会
















第204回金蘭会セミナー 感想文

(感想文  田中 俊哉  昭和54年卒 )

 

 

 12月16日の金蘭会セミナーは、「週刊誌に負けない糖尿病と認知症の最新情報」の題で、
講師は、大阪市立総合医療センターの細井雅之さん。糖尿病や認知症といえば、私の
年代では気になる病気。とくに糖尿病は長く投薬生活を続けていることもあり身近な存在、
かつ講師の細井君とは同期(アフターの打ち上げもある)ということもあり、初めてセミナー
に参加しました。

 当日は、わたくしと同様に興味を持たれた方が多かったのか(演題も刺激的)、レギュラー
参加の皆さんにゲスト参加の方々を加え、会場はほぼ満員となっていました。会場の熱気に
押されてか、講師の細井君の話も熱がこもったものとなり、内容が盛りだくさんであったこと
もあり、質疑応答の時間も講演に使い切ってしまいました。

 ついには高校時代の恩師の名前を無意識に呼び捨てにしてしまうくらいの熱のこもりよう
でした。 その講演内容から、印象に残ったポイントを以下に記します。
(講演の印象には、若干の個人差があることをご了承ください。)


 @週刊誌は、刺激的な見出しと袋とじで読者を誘惑する。
   医療記事掲載号は、煽情的な見出しだけでなく、かならず、美女のグラビアが。。。
 A糖尿病のキーワードはきのこ?
   3大合併症は「しめじ」(神経(神経障害)、眼(網膜症)、腎臓(腎症)、大血管症
   は「えのき」(壊疽、脳梗塞、狭心症・心筋梗塞)
 B認知症は、糖尿病の合併症。
   正しい知識と適切な処置が大事と感じました。
 C医療関係者も、いざというときはメディアをパクる。
   市民糖尿病講座「ためしたカッテン」にも、注目です。
 Dごはんの炭水化物量は、意外と多くない。
   水分を含む分、ご飯の重量に対する炭水化物量は、低くなるようです。
 E生きていくには、炭水化物は必要。

 さて、わたくしたち昭和54年卒は、D、Eに安心して、お寿司をおいしくいただき、
夜の天満橋界隈にくり出したのでした。




 

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ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄