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金蘭会セミナー


第100回
平成18年7月21日(金)
演題
現在特許事情ー企業の頭脳戦略ー
講師
渡邉 興氏(昭和33年卒)
国立極地研究所名誉教授


第一回目が雨降りで気をもんだこと、今日も雨ではないかと心配だった。
100回記念の式次第から載せることにする。



金蘭会セミナー100回記念講演・パーティ

日  時: 2006年7月21日(金) 17:30〜20:30

記念講演: わが国南極観測の50年パートU
       講師 渡邉興亞氏(s33年卒)国立極地研究所名誉教授

会  場: 講  演 母校7階視聴覚室
       パーティ 金蘭会ホール 

記念品: 校章入り紅白饅頭・・・・参加者全員
      皆勤賞賞状・・・・・・・・・皆勤賞受賞者
      皆勤賞記念品・・・・・・・皆勤賞受賞者

ご招待者: 過去講演者
        学校校長 教頭 事務部長

プログラム
17:00 受付開始
17:30 開  会
      開会の辞      司会 運営委員長 留井恵子(一番上の画像)
      金蘭会会長挨拶  升谷 博(二番目の画像)
      校長挨拶      斉藤良昭 様(三番目の画像)

      皆勤賞授与    代表 s16 岩田和歌子、吉田千代子

      講演開始(後述)
      講演終了
              お礼の言葉   司会
             (このとき花束のプレゼントというハプニングがあった)
              広告依頼説明  名簿委員長 石川温子

19:10 金蘭会館へ移動説明  運営委員  野口幸一
     講師以外は移動開始
     全講師はこの間に写真撮影

19:30 パーティ開始
      はじめの言葉      米田玲子 副会長
      司  会          野口幸一
      乾  杯          講師代表(s4 高橋千夏) 

20:30 おわりのことば       上川庄二郎副会長

     お開き 

金蘭会会館が新設になって、有意義に使いたいというのがセミナーをはじめるきっかけ。

学区制が変る(3学区と4学区の合併)ので、気の引き締まる思い、とおっしゃる校長先生は今年4月就任。

うれしいハプニング。


渡邉氏は第95回(2月)に同じ課題で講演をいただいている。
したがって、ぜひ 第95回のページを見直していただきたい。
今回は前回載せなかった画像を載せた。
2番目の画像は「常時南極は低気圧に覆われている」ことを表している。

資料を引用する。
【地球は南北の緯度50度付近で太陽輻射の入射量と地球表面からの放射量の差し引きのバランスが逆転する。
低緯度側では受熱が、高緯度側で放熱が上まわる。つまり大気に対して、赤道側が「熱源域」であるのに対し、南北領域側は「冷源域」である。
熱源から冷源への熱輸送が生じ、その結果として大気の大循環が起こる。
南(北)極域は地球気候システムの駆動域の一つでもある。】
その熱輸送に低気圧が関与しているらしい。
過剰な熱を低気圧で輸送する、ともいえる。

3番目の画像は南極の生物である。
南極の新種のDNAを一つの資源として扱おうとする動きがある。
生物資源というわけである。

なお、95回の時には「隕石採集」の説明に2個の火星由来の隕石発見、と書いたが、現段階では9個の火星由来の隕石が発見されているという。

再び資料から
【現在の昭和基地およびドームふじ基地での観測の最大の課題は地球環境の変動に関する観測である。オゾンホール観測では世界最先端の観測が行なわれている】

ちなみにオゾンホールは8月ごろ観測され始め、12月ごろには消滅するらしい。
その大きさ、時期などの変化も地球環境の変動を表すものの一つなのであろう。

ただ、個人的には、オゾンホールって開きっぱなしかと思っていたので、ちょっとほっとした。




講師を務めて下さった皆様ありがとうございました。


皆勤賞の賞状とボールペン
紅白饅頭は参加賞


たくさんの参加者で、
パーティのはじめの言葉や、司会の方の言葉などはほとんど聞こえなかった。「乾杯!」という声だけが聞こえた。

リポート係としては近くへ行って撮影するべきだったのだろうが、出来ずに申し訳ありません。

たくさんのご馳走で、どれをよばれようかと迷ったほどである。ご馳走様でした。

全ての手配をしてくださった運営委員長をはじめとする運営委員のみなさま、ほんとうに有難うございました。

今後の金蘭会セミナーも今まで同様、盛んでありますようにお祈りしております。

ページ作成 S53年卒岸政輝 & S45年卒辻岡由起