WEB金蘭会

金蘭会セミナー


第113回
平成19年11月16日(金)
演題
絹美容・シルクで美しく健康な肌をつくる〜絹の不思議と可能性・蚕はえらい!〜
講師
橋本明子氏(昭和62年卒)
京都シルク株式会社 企画営業チーフ
 

橋本明子氏 プロフィール

昭和62年大手前高校を卒業後
同志社大学法学部政治学科入学
平成4年同志社大学大学院法学研究科入学(政治学専攻)
現在は京都シルク株式会社企画営業チーフ

















第113回金蘭会セミナー 感想

  『シルクの話』

昭和18年高等科卒 吉田千代子 


 11月16日、高価なお品戴きましてありがとう御座います。私達(大正
12年生まれ)の者は、その頃、お肌に関する資料も無く、まして戦中、
口紅さへ国賊といわれ、傷病兵の慰問も中へ入れて貰えなかった時代
でして、その後、子育て、孫の世話をしつづけて、自分の身をかばって
居られない世代でして、全く意にとめなかったのですが、戦後、色々化
粧品が出て、色々の本で絹の良さを知るようになりました。

 尺八の手入れには胴裏の絹しか使いませんでしたし、本日色々とお話
をお聞きして、益々、絹のよさをよくよく納得さして頂きました。孫の顔
いじりの長さもやっとわかるようになりました。早、孫も、お肌のまがりかど
を過ぎようとしている年になりましたので、お話を良く伝えてお肌を美しく
するよう、話しあってみたいと思って居ります。下の女の孫は、美容師を
志して学校にも行き、現場(京都のホテル内)で修行して居りますので、
きっと喜んでくれると思ってます。毎日忙しくして居り、お話しする間も少
ないのですが、もうすぐカットの免許も出るらしいです。

 昔、当麻の方の父の里で、伯母、従姉が蚕を育てており、その大変さ
を目のあたりに見てましたし、また、小学生の頃、私も蚕を育てる繭を
こしらえたり、また、蛾を見たりしました。

 

  『古稀を過ぎても綺麗になれますやろか? 』

昭和30年卒 長田澄代



 遠目からでもそれと判る綺麗な肌!セミナーの後、間近で拝見させて
戴き、お顔のみならず年齢(とし)が出るといわれる首筋までもが、シワ
ひとつ無い透き通る様な肌美人――その女性(ひと)こそが当日の講師、
昭和62年卒の橋本明子さんでした。歩く広告塔――シルクの効能は
一目瞭然です。

 綺麗な肌作りの基本は角質のケアと識りました。その角質が14層から
成ることもオドロキです。古い角質を取り除き新しい角質が表面に出るの
を手助けしてやる・・・洗顔の大切さも改めて納得です。
  お勧めの「絹羽二重 珠の肌パフェ」を早速試しひと皮剥げた様な?
実感を味わっています。

 シルクのボディタオルは、あまり泡立たないのが特性らしく、泡立ちに
こだわって使用を控えていた私には、嬉しい発見でした。昔使ったちりめん
やモミ等のはぎれでも代用可能とか。一度使ってみる価値大いに有りです。

 蚕の話は新鮮でした。汚染された桑の葉は食べない。環境が悪いと糸を
吐かない。息を吐き出しながら糸として蛋白質を吐き出している。一つの
まゆから1,300m〜1,500mもの糸が採れる。人の肌は蛋白質から出来て
いるので、同じ成分として、シルクと親和性が高い等々・・・。

 戦後間もなくの小学6年生の頃、理科の宿題で蚕を飼った事を思い出します。
桑の葉を毎日、当時の甲子園ホテル前の草むらへ採りに行きました。養蚕業
は今や殆ど皆無と聞きますが何だか蚕がいとおしくさえ思えてきます。

 中古車が新車にはなれずとも、「上手に使えば結果は出る」の橋本さんの
言葉と、健気なお蚕さんのシルクに期待を込めて、スキンケアに励むとしまひょか。
さあて、少しは綺麗(きれ)なって、新年が迎えられますやろか?

 


   



プレゼンテーションの画像です。

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ページ作成 S53年卒岸政輝 & S50年卒谷村瑞栄&リポート34年卒町田&カメラ50年卒前渕