WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第130回
平成21年7月17日(金)
演題
未来は決まっているか。観天望気と未来予知
講師
藤本実氏(昭和46年卒)
精華科学研究所所長
 

藤本実氏 プロフィール

昭和28年2月に大阪市で生まれる。 3歳の時に寝屋川市香里園に引越し、
結婚後、京田辺市に転居〜現在、精華町在住。

大手前高校時代から数学や運勢学に興味を持ち、
京都大学理学部学生時代に素数の一般式を発見。
寝屋川市役所に就職後も、数学の研究を続ける。

平成18年にリーマン予想の証明に成功し、 寝屋川市役所を退職。
ミレニアム問題全問解決に向けて、精華科学研究所を設立。
ミレニアム問題の内3題の証明論文を インターネットのarxivで発表済み。











第130回金蘭会セミナー 感想文

 

(感想文  昭和46年卒業) 大鍛治和美



 「観天望気」、漢文を読む際のレ点を入れて「天を観て気を望む」ということだ、中国では漢を興した劉邦の家の屋根には五色の気が立ち上っていたという話があると、話を聞く前に思っておりました。しかしそんなことは単なる入口で、当日のお話は、なかなか歯ごたえのある内容でした。

 観天望気は、海上において現在でも重要視されていること、ノストラダムスは実は名医師で知識人であり観天望気の名人であったのに、日本のいいかげんな人たちによって誤解を受けているということから始まり、観天望気による未来予知法があることを説明され、実際に予知実例を教えていただきました。

 総理大臣の名前に見る社会情勢の分析は興味深く、「名は体を表す」ことを実感したのですが、「この世界の変化のパターンは規則的にならざるを得ない」ということから面白がってばかりもいられず、平成がどうなるかを昭和の首相の名前の対比で観ると、今後日本の混乱はまだ2011年迄続き、2012年からは、それが世界の混乱に移行すると読める、と言われたのでは、少々先行きが心配です。ただ、未来を決定するものは人間の意志であり、温故知新により前轍を踏まず危機を回避できるとなれば、自我や我欲を通すのではなく、利他的に動こうという気になります。

 セミナーの良さは、自分が直接興味・関心を持っている以外のことも教えてもらえる点で、特に今回は在学中全然交流のなかった同級生であったために、改めてそのことを思った次第です。ありがとうございました。


       
7月はセミナー今年度の終了月です。
皆勤の表彰状は安橋会長から15名の方に贈呈していただきました。



 

ページ作成 S53年卒岸政輝 & S50年卒谷村瑞栄&リポート34年卒町田&カメラ50年卒前渕