WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第139回
平成22年6月18日(金)
演題
「夢のエネルギー〜メタンハイドレート〜」
講師
安橋興二郎氏(昭和34年卒)
金蘭会会長、元大阪ガス勤務
 

安橋興二郎氏 プロフィール

 ・昭和 34年 大手前高等学校卒

 ・昭和 38年 東京大学法学部卒業、大阪ガス(株)入社

 ・平成. 9年 大阪ガス(株)取締役

 ・平成 10年 (社)日本ガス協会出向 常務理事
 
 ・平成 12年 大阪ガス(株)常勤監査役

 ・現 大阪ガス(株)社友

 ・平成 21年4月より、大手前高等学校同窓会金蘭会会長










セミナー後の懇親会での お弁当と
季節の本格和菓子です。

第139回金蘭会セミナー 感想文




(感想文  昭和34年卒  樋口 文彦)


 講演の最初にお話があったように、「夢のエネルギー」の「夢」は「理想」か

「ハカナイもの」なのか?


  「理想」は、採集技術・利用技術が完成すれば・・・

ということであり、「ハカナイもの」はそれらの技術を完成するには、多くの

難問が山積みしていることでしょう。「理想」の方は、ユメとしては、地球規模

のエネルギー問題として、大いに膨らませることができる。しかし「ハカナイ

もの」の方は、対極に示された「メキシコ湾原油流出事故」を指し示すとすれば、

「ハカナサ」過ぎるものでは済まされるものではないでしょう。

 これらの見方は、政治的・経済的立場によって、国益によって、エネルギー

問題として、環境問題として、人間の生き方・在り方として、私自身その折々の

立ち位置によって、言い分が違ってくるかのような複雑なもののように思えます。


 技術的、政治・経済的には「いけいけ、ドンドン・・・」と言うところでしょうが、

日曜日の毎日テレビ「サンデーモーニング」で涌井雅之教授が言っておられた

ように「ふさげない穴は開けるな!」ということが妥当だろうと思います。


 「物理的・技術的」なことには、理解し難いことも多々ありましたが、これらを

分かりやすく現代の技術、経済・エネルギーの問題として、ご提示頂いたことに

感謝したいと思います。

セミナーのレジュメです。『最近の話題 1,2』は拡大して新聞記事が読めます。











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