セミナーに参加するようになって4年目になりますが、1枚の写真であんなにびっくり
したのは初めてです。 1枚目の写真は卒業アルバムのクラス写真ですから、今までも
講師の方が「在校中はこんなのでした」と出された方がありました。 問題の2枚目の
写真がスクリーンに映された時に「えっえっ!こんな写真出すか!」と多分一番びっくり
したのが本人の私だと思います。
今から45年前の、昭和42年3月下旬、大手前を卒業して2年目に、講師の新家君と、
私と、もう一人の同級生である谷口君(旅行の細かいスケジュールの立案者・現在
北御堂の近くで弁護士をしています)の3人で、汽車とバスで四国一周の旅行をした時
のものでした。
「足摺」か「竜串」かと思って帰宅して、あの写真を見ると、二人の間に「足摺岬灯台」
が写っていました。 その後しばらくして疎遠になっていましたが、彼がほぼ40年ぶり
に学年会に突然に現われました。それからは学年会よく東京からやって来ました。
昨年の120周年にも東京から参加し、二次会、三次会と一緒しました。
さて、セミナーの方ですが、今まで参加したことがなかったので、彼の思惑とは少し
違っていたようです。 セミナーが始まる前にマイクテストで、彼が言っていましたが、
「私の母のような方が多いので驚きました。」と。 そのあと、私が会計のデータを入力
していた「文庫」に入っ来て「こんなに年代が高いとは思っていなかった。」と困った
ように言っていました。
その時は、「たくさんの旅行の写真があるんだから、旅行の楽しさを話したらいいじゃ
ないか。」と言っていたのですが、内容を変更するには時間がなかったようで、初めの
計画通り進めたようでしたが、諸先輩方にかなり萎縮していました。
講演中に、現地のネットにアクセスしてリアルタイムで個人でも簡単に切符の手配も
できることを実演したのですが、アクセスに時間がかかり思うように進められなかった
ので、さらに焦ってしまったようです。
要は、旅行社に依頼しなくても、個人でもネットを駆使すれば本当に安く旅行ができる
ことを伝えたかったのだと思います。 彼が話したように「少しの勇気と生活の知恵で、
旅行の自由度と旅行の楽しみを
得られる。」のだと。