「金蘭会セミナーで、話をすることが一つの憧れだった。」と言う、同期の下野さんの
「おしゃれ哲学」を拝聴しました。
私達は、昭和17,18年生まれで、今年が古稀に当たる年代です。「おしゃれ」よりは、
がむしゃらに、一生懸命働き、高度経済成長の恩恵に浴し、バブルの宴に浴した後の
「失われた20年」の経済低迷期に翻弄され、「おしゃれ」とは無縁の生活を送って来まし
たが、元気溌剌の講演を聞き、今からは少しでも近付く努力をしようと考える機会を与え
てくれる内容でした。
「おしゃれ男爵2世(お父さんが1世)」を自ら名乗るだけあって、退職後は、「関西おしゃ
れ花暦」を自ら演出、毎月、花の名所を探訪し、講話、音楽、食事を楽しみ、経験談を
メールで8年4ヶ月発信し、最高1600人以上に出していたとの話には、驚きました。
継続力もおしゃれの要素だと感服しました。
3年前には、「ヒューマン・スマート株式会社」を設立し、退職して、「ただの人」になら
ないよう、働き続け、社会貢献をして生涯現役を貫こうと提唱した時には、岸川は簡単に
社員登録はしたものの、今までノー活動で、反省しきりです。
二宮尊徳、石田梅岩の話もあり、瞬く間に1時間が過ぎました。紹介のあった「文楽を
楽しむ会」は敷居が高いのですが、一度参加したいと思います。
おしゃれ学有難うございました。
金蘭会セミナーでは、多くの先輩諸氏が、時事問題、文化、科学等、色んな分野の話に
毎回多く出席されているのに触発され、毎回の出席を楽しみにしています。