WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第191回
平成27年9月18日(金)

演題
「大阪での心配な自然災害と心構え」
講師
河田惠昭氏(昭和39年卒)
京都大学名誉教授
関西大学社会安全学部社会安全研究センター長・教授
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長
 


河田惠昭氏 プロフィール

略歴:
【経歴】
1974年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。
1976年京都大学防災研究所助教授を経て、93年教授、96年巨大災害研究センター長。
2002年阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務)。
2005年防災研究所長。
2007年巨大災害研究センター長。
2010年関西大学社会安全学部長。
2012年より現職。京都大学名誉教授。

21世紀COE拠点形成プログラム「災害学理の解明と防災学の構築」拠点リーダ。
大都市大震災軽減化プログラム(文部科学省)研究代表者。
日本自然災害学会および日本災害情報学会会長を歴任。

政府関係では現在、中央防災会議防災対策実行会議委員。

【授賞歴】
2007年国連SASAKAWA防災賞(本邦初受賞)
2009年防災功労者内閣総理大臣表彰
2010年兵庫県社会賞受賞
2011年和歌山県知事表彰(防災)
2014年兵庫県功労者表彰(県勢高揚功労)

【著書】
『これからの防災・減災がわかる本』(岩波ジュニア新書)
『スーパー都市災害から生き残る』(新潮社)
『12歳からの被災者学−阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵』(共著)(NHK出版)
『津波災害』(岩波新書)
『にげましょう』(共同通信社)
『新時代の企業防災』(中災防)など




















セミナー後の懇親会での お弁当と本格季節の和菓子です。


第191回金蘭会セミナー 感想文

(感想文 宮本 孝  昭和39年卒 )

 

 私は、西宮市において人工透析クリニックを開業している医師です。20年前
阪神・淡路大震災で大きな被害を受け、一時は透析不能に陥りましたが、多くの方々の
御協力、援助により無事乗り切ることができました。

 その時、大阪の透析医療機関に一時的に患者さんをお願いし、透析していただいた
ことが大きな支えとなりました。

 今後万一、上町台地地震が発生した時、大阪の患者さんを引き受ける算段をしておき
御恩に報いたいと思っており、今回、河田先生の御講演を拝聴しさらに認識を
深めたいと思い参加しました。

 しかし、その時の大阪の被害は先生の御講演によると私の予想を遥かに超えた
甚大なものになるとのことで、思わず頭をかかえてしまいました。今後は、兵庫県
の透析医仲間とより強固な支援体制を築いていきたいと思っています。

 河田君(S39年同期生)、今後も益々の御活躍を期待しています。11月15日私の
属する社会奉仕グループが貴兄の御講演を拝聴する予定になっています。
 宜しくお願い致します。

 

 

セミナーの資料です。クリックで拡大します。














































 


ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄