タイトルが、「海洋生態学者のぼやき・あそび」で、何をぼやかれるのだろうと思って
いると、副題に「子供の理科ばなれに挑む」とあり、そういうことかと思いながら聞きま
した。
瀬戸内海のみならず世界の海に潜って、学生たちと共に自然や生命の営みを調査
観察されているのですが、冷たい海も全然苦にならない、むしろそういう自然に触れる
ことが出来て本当に幸せだということを、まるで少年のように目をきらきらさせながら
お話になるのです。 そこにはスマホやゲーム機にはない魅力があるのだなと納得し
ました。
こんな良いお話を子供が聞かないのはもったいないと思っていると、当日はお父さん
(もちろん大手前卒業生)に連れられた大手前の現役1年生の女生徒と、小学生の
女生徒の2組が参加してくれていました。
最近はやりの「リケジョ(理科女)」になって
くれるのではと、勝手に期待した次第です。
幻とされていたクニマス発見の話題も出て、「さかなクン」の本名を知ることが出来、
チョッピリお得感を味わいました。
ご本人が知って欲しかったと思われる瀬戸内海の魅力を、充分に堪能した1時間でした。
ありがとうございました。