12月16日の金蘭会セミナーは、「週刊誌に負けない糖尿病と認知症の最新情報」の題で、
講師は、大阪市立総合医療センターの細井雅之さん。糖尿病や認知症といえば、私の
年代では気になる病気。とくに糖尿病は長く投薬生活を続けていることもあり身近な存在、
かつ講師の細井君とは同期(アフターの打ち上げもある)ということもあり、初めてセミナー
に参加しました。
当日は、わたくしと同様に興味を持たれた方が多かったのか(演題も刺激的)、レギュラー
参加の皆さんにゲスト参加の方々を加え、会場はほぼ満員となっていました。会場の熱気に
押されてか、講師の細井君の話も熱がこもったものとなり、内容が盛りだくさんであったこと
もあり、質疑応答の時間も講演に使い切ってしまいました。
ついには高校時代の恩師の名前を無意識に呼び捨てにしてしまうくらいの熱のこもりよう
でした。
その講演内容から、印象に残ったポイントを以下に記します。
(講演の印象には、若干の個人差があることをご了承ください。)
@週刊誌は、刺激的な見出しと袋とじで読者を誘惑する。
医療記事掲載号は、煽情的な見出しだけでなく、かならず、美女のグラビアが。。。
A糖尿病のキーワードはきのこ?
3大合併症は「しめじ」(神経(神経障害)、眼(網膜症)、腎臓(腎症)、大血管症
は「えのき」(壊疽、脳梗塞、狭心症・心筋梗塞)
B認知症は、糖尿病の合併症。
正しい知識と適切な処置が大事と感じました。
C医療関係者も、いざというときはメディアをパクる。
市民糖尿病講座「ためしたカッテン」にも、注目です。
Dごはんの炭水化物量は、意外と多くない。
水分を含む分、ご飯の重量に対する炭水化物量は、低くなるようです。
E生きていくには、炭水化物は必要。
さて、わたくしたち昭和54年卒は、D、Eに安心して、お寿司をおいしくいただき、
夜の天満橋界隈にくり出したのでした。