WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第214回
平成29年12月15日(金)

演題
「なみだの話」
講師
上水流真江氏(かみづる まさえ) (昭和62卒)
かみづる眼科・柴眼科 副院長 眼科専門医・学校眼科医
 


経歴:
昭和62年   大手前高等学校卒業
平成 5年   近畿大学医学部 卒業
    京都大学医学部眼科 入局
平成 6年   関西電力病院 眼科・麻酔科 勤務
平成 7年   日本赤十字社 和歌山医療センター 眼科 勤務
平成 8年   柴眼科(副院長)
平成10年   日本眼科学会認定 眼科専門医 資格収得
平成17年   かみづる眼科 開業

















第214回金蘭会セミナー 感想文

 「 ドライアイと流涙 」
(感想文  足立充司  昭和62年卒)



  金蘭会セミナーに初めて参加させていただきました。今回は高2、高3と同じクラスで社会人になってからも家族ぐるみで受診させて頂き大変お世話になっている柴さん(上水流さん)が演者ということもあり、大変興味深く聴くことができました。

  涙の役割から涙の構造(涙は3層でできていることは知りませんでした。)、涙がどのように発生して流出するのかといった内容を丁寧に解説してくださりました。

  たかが涙、されど涙と感じたのは参加されていた皆さんもきっと思ったはずです。また流涙のところで重点的に話しておられたのは、内服抗がん薬の服用で起こりうる副作用のことでした。

  今回のお話で挙げられたTS1という薬は、さまざまながんの種類で使われていますが、流涙の副作用はあまり知られていません。眼科の先生がこのあたりをきちんと認識されて対応していることにすごく感心しました。

  また涙道をチューブで通す映像を見ると改めて眼科は外科系のお医者さんだって思いました。

  スライドも大きな文字で見やすく、映画の「ブルースリー」や「悲しみよこんにちは」を織り交ぜて場を和ませながらお話しされたのが印象的でした。本日はありがとうございました。

 

 

セミナーの資料です。

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ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄