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金蘭会セミナー


第219回
平成30年6月15日(金)

演題
「素粒子と宇宙のはなし」
講師
三原 智氏 (昭和61卒)
高エネルギー加速器研究機構・教授   東京大学・客員教授
 


経歴:

京都大学理学部卒業後、東京大学で博士号取得。
その後、欧州、日本での国際共同実験で素粒子物理の研究を推進。
茨城県つくば市高エネルギー加速器研究機構・教授
東京大学・客員教授






















第219回金蘭会セミナー 感想文

(感想文  長谷川昭一  昭和61年卒)



 

 今回初めて金蘭会セミナーに参加したのにもかかわらず、感想文を書いて
欲しいと 依頼されるとは思っていなかったが、内容は何でもよいとのことなので、
稚拙な文であるがご了承いただきたい。

 今回セミナーに参加したのは、同級生でもあり高校3年生の時に2組
平学級で1年間右隣の席で授業を受けていた三原君が講師として講話を
するとSNSで知り、また、セミナーの後に母校から徒歩圏内にある
「さくや谷町」さんにて三原君を囲んでプチ同窓会を有志で行うとのことで、
これは参加せねばと思い参加した次第である。

 三原君とは、1年間クラスメートであり席が隣であったが殆どしゃべった
記憶がなく(彼もまたそうだろう)卒業後も全く交流がなかった。

 3年前に「さくや谷町」さんの前進であった「咲屋」@JR西九条ガード下で
彼が同級生であるK野君と2人で呑んでいた(2人ともかなり酔っていた)
ところに、たまたま、後から入店したところ、咲屋マスター(同級生)から
「同級生がおるで」と声をかけられ、泥酔(?!)していた三原君と約30年
ぶりに再会したのであった。
  その時に連絡先を交換し、彼が物理界では知らない人がいない有名な
教授になったと知ったのである。

 さて、前置き(長い?!)はこれぐらいにしてそろそろ本題に入るとしよう。
「素粒子と宇宙のはなし」を理系なのに物理が大の苦手な小生が理解できて
いないかも知れないが、内容について少し書かせていただく。

 まずは、素粒子について三原教授は、「バナナの話」でわかり易くお話を
された。バナナと素粒子って何の関係があるんかいなと思わず突っ込みたく
なったが、バナナ1本から1日につき100万個のニュートリノが放出されて
いる。寿命は12.5億年である。(毎朝食べているバナナからとんでもないもんが
ででるんや。)

 ニュートリノの特徴は、宇宙に飛び回っている。太陽の核融合反応による
ニュートリノ、宇宙線は、地球(地表)の1cm2あたり330個ある。素粒子
である。 3種類ある(Electron、Muon、TAU)。宇宙の始まりから飛んで
いる。光速と同じ速さである。

 後半は、宇宙のはなしであったが、既に頭がパンクしていたのでキーワード
のみでお許しいただきたい。

・銀河のスピードを測る(三原教授の研究テーマだったか?!)
・赤方偏移
・ドップラー効果 Hubble(1929)
The father a galaxy is, the faster it appears to be moving a way.
・宇宙という入れ物が広がっている
・初期は、エネルギー密度が高く、素粒子が飛び交う ⇒ 素粒子の法則を
知ることも宇宙の発見を理解できる

 ほかにも大変ためになる貴重なお話もされていたと思うが、今回、三原教授
の高尚なお話しが聞けたことを感謝する。

 最後に、この度はこのような機会を設けていただいた金蘭会セミナー運営の
方々に御礼を申し上げます。

 

 


 


ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄