WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第221回
平成30年9月21日(金)

演題
「裁判員裁判の実情」
講師
明賀英樹氏(昭和45卒)
元日弁連事務総長
 


プロフィール:


東京大学法学部卒。1978年弁護士登録。
日弁連事務総長(2006・2007年度)
日弁連裁判官制度改革・地域司法改革推進本部本部長代行
裁判員規則制定時の最高裁刑事規 則制定諮問委員会委員。










講師による講演概略


 裁判員制度が始まって10年目を迎えています。裁判員はどのようにして選ばれるのか、法廷での審理の様子、裁判官との評議・評決はどのように進められるのかを、DVDを見てもらいながら解説しました。

  また、事件の背景として、貧困・知的障害・高齢等が要因となっているものが相当な割合であります。凶悪犯罪事件数は減少しているものの、刑務所の再入者率が職や帰住先がなかったり高齢の場合に高くなっています。裁判員経験者の感想や統計から、犯罪の背景にある社会的孤立の問題について考えました。

  裁判員裁判の傍聴も是非してもらえればと思います。

 

 

 


ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄