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金蘭会セミナー


第222回
平成30年10月19日(金)

演題
『源氏物語』雅の世界
講師
大鍛治和美氏(昭和46卒)
元大手前高校国語科教諭
 


プロフィール:

昭和52年3月   大阪教育大学大学院修士課程修了
専門は中古(平安)文学 (物語『宇津保物語』・『源氏物語』)
昭和52年4月   大阪府教諭として奉職
昭和61年4月   大手前高校百周年の年に、大手前高校に交野高校から赴任。
平成16年3月まで   大手前高校に勤務。その後、門真なみはや高校・寝屋川高校を経て、
平成28年4月   大手前高校130周年の年に、大手前高校に再赴任。
平成30年3月   再任用の任期満了








 

講師による講演概略


 世界最古の長編小説『源氏物語』は、作者紫式部が寡婦となってから書き始めて、千年以上経っている。その【成立の経緯】と【主人公光源氏を巡る設定】を解説。
 
 第一部は高麗の相人の予言が実現されていく経緯と、その経緯の具体的な形としての光源氏の「あやにくなる恋の物語」を主題とした大団円物語。沢山の登場人物も人物系図で把握可能。第二部になると、心理小説の趣になり、第三部では光源氏の子・孫 の時代で、宗教的意味合いが色濃くなるという風に、全編を通じて作者が成長している 物語である。

 なお、11月16日(金)より、同好会『源氏物語』読書会を立ち上げます。セミナー前の午後3時〜5時に、お気軽にご参加ください。

 

 

 


ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄