WEB金蘭会
金蘭会セミナー


第223回
平成30年11月16日(金)

演題
書の見方 楽しみ方−なかでもかな書の美をその特質から−
講師
襟立玉英氏(昭和36卒)
日展会友 元金蘭会高校書道科教諭
 


プロフィール:

1942年(昭和17年)   大阪に生まれる
1965年(昭和40年)   奈良教育大学特設書道科卒業
同年    私立金蘭会高等・中学校書道科教諭
2004年(平成16年)   私立金蘭会高等・中学校を退職
     
1977年(昭和52年)   かな書家 杉岡華邨先生(文化勲章受章者・芸術院会員・
大阪教育大学名誉教授)に師事
1985年(昭和60年)   日展初入選、以来32回入選
読売書法展・全関西総合美術展・日本書芸院展などで受賞
2002年(平成14年)   襟立玉英書作展を開催
2011年(平成23年)   寧楽書展(於 高島屋大阪店美術画廊)
2017年(平成29年)   ポーランドワルシャワ大学日本語学科にて講演
現在   日展会友・読売書法会理事・高島屋友の会講師・臨池会副総務部長・玉暉会主宰
    襟立玉英ホームページ http://kana-shodo.com/








 

講師による講演概略


1 活字と書 用具 用材と用筆と運筆から
2 漢字とかな かな文字の成立と大字がな
3 かな書の美 造形 線質 調和の美

 母校にゆかりのある3人(木原研石氏、湯川秀樹氏、村上三島氏)の書から
始まり、紙、墨、筆によって生み出される立体感やリズムのある墨の文化を
ご紹介くださいました。

 また漢字から生まれた日本の「かな」の成立までの歴史と現代の壁画芸術
としての大字がなについてその美しさ、 鑑賞の楽しみ方についてもお話して
いただきました。

 

 

 

 


ページデザインS53年卒岸政輝 & ページ作成S50年卒谷村瑞栄