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演題
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インターネットで音楽を楽しもう |
講師 |
奥山峰生氏(昭和34年卒) |
金蘭会パソコンスクール講師 元 松下電器株式会社機械設計技術者 |
奥山氏が音楽、特にクラシックに興味をもたれたきっかけは高校の時に理研部というクラブに入ったことにある。 そのときクラブ部員に誘われて聞きに行ったウィーンフィルのあまりの美しい演奏にカルチャーショックを受けた。 そのころ日本で初めてステレオのレコードが発売された。 2番目の画像で奥山氏が手に持っているのが、貴重なそれである。 その後、文化祭で理研部はステレオレコードコンサートをすることになった時には予算をもらってアンプやスピーカーを日本橋に買いに行くところから奥山氏が中心になって活躍したという。 さて、インターネットで音楽を楽しむには自分の好きな音楽を配信しているホームページ(WEBサイト)を見つけることから始める。 簡単にインターネットで音楽が聴けるしくみを述べる。 実際に録音した音楽とは違ってパソコンや機器などを使って作った擬似音である。つまり電気的な処理で本物の楽器に似せてあるのだ。 【DTM:DeskTopMusicという。】 使うソフトはMIDIシーケンサと呼ばれるもので音符を一つずつ五線譜に書き込むように置いていく。(3番目の画像) 鼻歌やキーボードでも装置があれば入力できる。 【MIDI:シンセサイザーや音源とパソコンを接続して楽曲データをやり取りするための規格。】 そのMIDIを聴くには聴き手がセンセサイザーを用意しないといけないので、そのよしあしで音質が随分違ってくる。 もちろんサウンドカードとアンプとスピーカの良し悪しも影響する。 最近ではMIDIシーケンサで作った音をシンセサイザーを通して録音しWAVEファイルにしてそれをさらにMP3やAACの形式で圧縮してサーバーに送られるようになってきた。その場合は聴き手のサウンドカードとアンプとスピーカのよしあしにのみ音質の良し悪しがかかってくるだけである。シンセサイザーを用意しなくてもいいということなのだ。 と書いてきたが、書き手もはっきりとは分からないことを書いているので、今一理解していただけないことだろう。ご容赦願いたい。 詳しく知りたい方はぜひ金蘭会パソコンスクールに参加して直接奥山氏からお聞きください。 冒頭のビデオでは会員向けの曲(鐘の鳴丘、雨のブルース)を聴かせてくれたところを録音できたが、奥山氏のお好きなクラシック(ワグナーのさまよえるオランダ人、ボッケリーノのメヌエット、乙女の祈り、ベートーベンピアノソナタ第17番3楽章など)も何曲か聴かせてくれたがそれらは録音できなかった。 その時、画面はビジュアライゼーションで作られた模様が映し出されていた。(4番目の画像)私はこれを見ていると気分が悪くなってきたが。 最後に奥山氏ご推薦のサイトを紹介しておく。 ・Bell'MIDI URL:http://members.aol.com/finebell/bell-0_001.htm ・Classical Archives社(アメリカ) URL:http://www.classicalarchives.com/ ・クラシック音楽名曲の小部屋 URL:http://www.tokiwabentou.com/kyuukeisitu.html ・Piano life URL:http://www5.ocn.ne.jp/~miurah/index.html ・二木紘三のWebサイト URL:http://www5f.biglobe.ne.jp/~futakoz/index.htm 曲を紹介するにおいてはこれらのサイトの持ち主にはもちろん許可を得ておられる。作詞作曲家没後50年以上たっているので、そちらの方の著作権はないが、編曲権があるからだ。 「金蘭会の皆さんによろしく」とみなさんおっしゃたそうである。 カメラの容量不足で最後にみんなで歌った「青い山脈」が録音できなかったのが残念だった。 |
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