WEB金蘭会

海外研修事業



 母校は、文部科学省からはスーパーサイエンスハイスクール、大阪府からはグローバルリーダーハイスクールの指定を受けており、「国際社会で活躍しうる人材 育成」という教育方針のもと、毎年国内外の各種研修を実施していますが、平成26年度年からは新たに、イギリスやアメリカ等の大学や各種研究所へ生徒を短期派遣する「大手前海外研修」制度が創設されました。
 講義等を英語で受講し、世界を知り視野を広め、将来グローバルに活躍できる資質の育成機会を目的としたものです。制度創設のきっかけは匿名の金蘭会会員お二人からの、母校支援への有効利用を条件とした寄付の申し出があったことでした。この申し出の趣旨 を生かして金蘭会はこの事業に対し毎年220万円を支出し、生徒の旅費補助費等として母校を支援します。


30年度 アメリカ研修(グローバルリーダー研修)
日時 平成30年7月22日(日)〜7月29日(日)(8日間)
場所 アメリカ西海岸・カリフォルニア州
派遣人数 大手前高校生20名 引率教員2名
研修内容

@スタンフォード大学・カリフォルニア大学バークレー校・セントメアリーズカレッジでの学生との交流、キャンパスツアー、アドミッションオフィス訪問、大学教授による講義及びワークショップ
Aシリコンバレー見学、パナソニックシリコンバレー研究所見学及び講義
B<事前研修>平成30年4〜9月 計7回の研修を実施(語学研修3回を含む)

海外派遣行程

報告会  平成30年9月15日(土)、参加生徒による報告会が金蘭会館2階に於いて実施された。参加生徒はパワーポイントによる資料を基に、研修の成果を報告した。日本とは違う広く明るいキャンパスに驚くとともに、シリコンバレーでの最先端の研究に触れ、非常に貴重な経験となった。特に、アメリカで活躍している日本人研究者の講義を英語で聴いたことは、世界に羽ばたいていこうとする生徒にとって大きな刺激となり、帰国後は以前よりももっと意欲的に学習に取り組み、自分の未来を切り開いていこうとしている。選考面接の時に訊かれた「あなたが考えるグローバルリーダーとは?」のこたえを各自が見つけられた研修となった。
研修風景
  研修の様子  UCバークレー校にて

  シリコンバレー  

    


報告会写真




28年度 アメリカ・カリフォルニア研修(大手前グローバルリーダー研修)
日時 平成28年7月24日(日)から7月31日(日)(7日間)
研修先 アメリカ・カリフォルニア研修に大手前高校生が16名(引率教員2名)派遣されました。
報告会 平成28年9月10日(土)理事会に先立って、参加した生徒による報告会が開催されました
 

大手前高等学校の海外派遣事業のブログでアメリカ研修の様子がご覧になれます。
https://www.osaka-c.ed.jp/blog/otemae/USA2016/

  海外派遣行程




28年度 海外派遣事業・奨学金授与式(速報)

 7月2日土曜日午後4時30分から校長室で、海外派遣事業に参加する生徒(16名)に、金蘭会石田会長から奨学金が授与されました。石田会長から、この事業の意義に加え、励ましの言葉が送られたのに応えて、参加する生徒からは、「海外の大学への進学も選択肢の一つと考えるようになった。」 「親に負担をかけ、金蘭会のみなさんにご支援をいただいて参加するのだから、積極的に取り組んでいきたい。」 「視野を広げて将来に生かしたい。」等々力強い宣言がありました。

石田会長からの激励

奨学金の授与

期待をこめて




27年度 アメリカ・カリフォルニア研修(大手前グローバルリーダー研修)
日時 平成27年7月27日(月)から8月2日(日)(7日間)
研修先 アメリカ・カリフォルニア研修に大手前高校生が7名(引率教員2名)派遣されました。
報告会 平成27年9月12日(土)理事会に先立って、参加した生徒による報告会が開催されました。
 

大手前高等学校の海外派遣事業のブログでアメリカ研修の様子がご覧になれます。
https://www.osaka-c.ed.jp/blog/otemae/america2015/

  海外派遣行程




26年度 英国・ケンブリッジ大学での数学研修
日時 平成26年8月3日〜8月10日
参加者 生徒10名(1年生4名・2年生5名・3年生1名)教員2名
研修先 英国 ケンブリッジ大学
  朝食の様子セミナー棟数学橋ピーターハウス
  キャンパス発表講義の様子
大手前海外研修(イギリス数学研修)の概要
  参加者の決定 10名の募集に60名の応募があったため、英語での数学のテストと小論文で選考した。
8月3日(日) 関西国際空港集合 オランダ アムステルダム経由でロンドンへ
ケンブリッジ大学ピーターハウスカレッジ着
ガイダンス
8月4日(月) English Communication Program(@ St. Peter’s Terrace)
  ケンブリッジ大学フェロー、ケンブリッジ大学博士課程の学生、オックスフォード大学の学生とともに、英語で話すことに慣れるために、「5つの自己紹介からの間違いさがし」「目隠しした友人を英語で誘導」などのゲーム的な要素の強い研修
ケンブリッジ大学の施設見学
夕食(伝統的なイギリス式の食事マナー指導)後 数学講義T
数学講義T・U: ケンブリッジ大学の数論と代数幾何を専攻する大学院生による講義。
数に関する簡単な話題から代数幾何の話題に至るまで、情熱的に講義を行っていただいた。
特に位相幾何に関する話題について、生徒たちは大いに関心を持ったようで、イギリス研修中に何度も講義内容が話題になっていた。
8月5日(火) ケンブリッジ大学ソーラーカーチームマネージャーによる講義およびケンブリッジ大学工学部施設見学
  ソーラーカーの仕組みやデザインについての話題、よりよい結果を生むための走行計画の立て方などに関する講義。数学的な視点を意識した講義をしていただいた。
Cambridge Physics & Chemistry Museum にて研修および、考古学・人類学博物館にて測量実習
夕食後 数学講義U ケンブリッジ大学数学科図書館および研究室訪問
8月6日(水) 数学オリンピック演習T
数学オリンピック演習T〜V:
  ケンブリッジ大学博士課程の学生2名により、単に数学の問題を解く練習ではなく、考えたことを英語で表現する練習なども交えながらの演習を行った。
途中、簡単なゲームの原理を考える時間を挟んだり、ケンブリッジ大学式の講義方法を体験したりと、工夫に富んだ演習で、非常に有意義なものであった。
数学講義V ケンブリッジ大学数学科応用数学専攻の研究室にて実習。 ケンブリッジ大学の学生により、数学の中でも、高校生にはなじみの薄い応用数学についての講義を行っていただいた。流体力学の基本的な法則から様々な現象を予測し、実験で確かめていく様子をみて、生徒たちは新鮮な驚きを感じたようであった。講義後には、数学科の実験室を特別に案内していただいた。
夕食後 
 数学講義W
専門である微分幾何学についての講義をおこなっていただいた。 次々と溢れ出すトピックスやアイデアに生徒たちは圧倒され気味ではあったものの、講義後には熱心に質問攻めにする生徒もいてとても内容の深い講義 をおこなっていただいた。
8月7日(木) 数学オリンピック演習U
数学オリンピック演習V
夕食後 国連環境計画の研究者による講義
  地球環境の変化(温暖化)について、グラフや写真を多用して講義していた だいた。グラフの意味や解釈の方法などについてもきっちりと解説していた だき、生徒たちは熱心に質問を繰り返しながら講義を聴いていた。
8月8日(金) 大英博物館(ロンドン)見学等
ケンブリッジにて博士課程の学生との交流ディナー
8月9日(土) ケンブリッジ発 ロンドン・ヒースロー空港から関西国際空港へ
8月10日(日) 関西国際空港着
関西国際空港にて解散
研修の成果  ケンブリッジに到着した夜の現地スタッフとの食事会では、引っ込み思案気味で自分の意見をまったく表現できなかった生徒たちが、帰国するころには熱心に手を挙げて発言するようになっていったのは、目に見える大きな変化であった。今回の研修のひとつのテーマであった「国際的に通用する人材を育てる」という観点からみると、大きな一歩を踏み出すきっかけ作りに、大いに役立ったといえる。
また、生徒たちの中には博士課程の大学院生たちによる熱意あふれる数学講義にふれ、研究者への「あこがれ」の気持ちを大きくもったものも多くいたようである。「いつかは講演してくださった大学院生たちと、同じ土俵で共通の話題を議論したい」、そんな感想を文章に書いてくれた生徒もいた。
今回のイギリス研修は、十分に数学への興味を高める機会となったようである。 数学オリンピック演習では、講師陣が生徒たちの解答に新しい視点から別解を指摘する場面がよくあり、その都度、生徒たちは新鮮な驚きとともに新しい物の見方のストックを増やしていた。数学の力をつける、という観点からも、今回のイギリス研修は多いに役割を果たしたといえるだろう。
生徒の感想 ・今回の研修で今まで知らなかった数学の世界を知ることができてとても楽しかったです。特に気になっていたことをいくつか教えてもらえたのがうれしかったです。授業が英語だったので聞き取ることが難しく、話すことも難しかったのですが、とてもいい経験ができたと思っています。
・様々な数学の講義や演習を通じて学んだだけでなく自分が知らない分野への興味・関心がわきました。(中略) この研修には様々な方の支えがありました。親や先生方、金蘭会の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
・この研修を通して、自分たちとは異なる文化を体験したり、知らなかった数学の分野に興味を持つことができ、またコミュニケーションがとりづらい中で質問することをためらってしまう欠点にも気づくことができました。私が英語を聞き取るまで何度も説明してくださった現地の方々や引率してくださった先生方、家族や支援してくださった方々にはとても感謝しています。



Last Modified: ページ作成 S53年卒 岸 政輝  ,コーディング及び更新作業 S50年卒 谷村 瑞栄