周年記念事業

記念誌発行 「金蘭百参拾年のあゆみ」

 金蘭会創立130周年記念事業の一環として、100年・110年・120年に続き、記念誌を発行することになりました。この10年は、「母校海外研修派遣支援」や、活動活性化施策による「入会説明会」や卒業生主体の「はたちの集い」、ホームページのスマホ対応など、次々と新しい取組みが始まる一方、金蘭会館の寄付や財団法人金蘭会の一般財団法人金蘭会への移行など、エポックメーキングな出来事が多く出現した10年でした。さらに、令和2年に世界的なパンデミックとなった新型コロナウイルスの感染拡大により、日常生活は一変しました。当たり前の日常が奪われ、金蘭会も母校支援事業や各種活動が中止・延期を余儀なくされました。130周年記念事業の内、令和3年の秋に予定していた式典・イベント、祝賀会までも中止になりました。
 そうした中でも記念誌の発行を目指し、忙しい思いをした10年前の轍を踏まないように、しかもコロナ対策をしながら早くから取りかかりました。寄稿や原稿の締切が早くてご迷惑をおかけしましたが、ご協力いただきお礼申し上げます。そして、コロナ禍で予測のつかない事態が発生する中、無事発行できましたのも、ご協力いただいたすべての皆様方のお陰と、深く感謝しております。
 今回は、過去の歴史の上に今日の姿があることを考え、年表を一気通貫としましたが、この10年の出来事を中心に編集しました。不備な点も多々あろうかと思いますが、本誌がささやかながら、今後の金蘭会の発展と会員の相互理解に役立つことができれば幸いです。
            大鍛治和美(「金蘭百参拾年の歩み」編集後記より)


*おかげさまで記念誌は完売いたしました。ありがとうございました。