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一身に生きて
桜のころになり









インタビュー風景


 
大手前生へメッセージ




それでは最後に、大手前の若い人に伝えるメッセージをお願いします。

そうですね、今の大手前の方、やっぱり昔と同じように誠実だと思いますけどね、やっぱり今後の日本がどういう風になるかわからないからね、それがちょっと不安なとこもありますね。結局はね、私は、「求めよ然らば与えられん」ということを言いたいですね。私は今までそういう風に不思議に、求めたらね、そういう機会が目の前にすぅーと来るんですよ。ただ、それを掴むかどうかですね。そうでないとね。求めなかったらね、神様だってね、そんなもの世話する必要もないと思わはりますからね。(笑い)

信子先生は、その時代その時代がとても生き生きと具体的で、まるでついこの間のことのように語られていました。まるですうっと引き込まれるようにインタビューの時間はあっという間に過ぎてしまいました。この記事に書ききれなかったお話もたくさんあります。

90歳でなおご自身が「如何に老い行くか」を客観的に見ておられる。 「老いを見たい」とおっしゃる信子先生の言葉に驚き、先生のお強さと、お心のお若さを感じました。これからもご健康にご留意され私たち後輩に力を与えつづけていただきたいと思いました。

ご同席 S8年卒 安岡きみ様(桂俳句教室に今も通ってる同級生)

聞き手 39年卒 留井恵子, 29年卒 浜田c子, 40年卒 安積香代子





PROFILE 大手前時代の思い出1 大手前時代の思い出2 苦難の生活
結婚と戦争
女流俳人として 大手前生へ
メッセージ


ページ作成 S53年卒岸政輝&H5年卒倉本到